本日は美容師仲間向けになので専門用語の説明は入れずにいきます!
あくまでも私個人的な意見なので、真意はそれぞれでお願いします。
更にシステアミン系は枯れ枯れです
(初めに薬液塗布しただけで、後は朝水を与えてます)
システアミンは浸透力高いので、システアミンでかけた後は通常のプレリンス(中和)では、仕上げのカットやブローで手荒れする美容師さんは多いと思います。
Moderateスタッフ二人の肌は弱いので全く持って合わない残念な商材です。
仕上がりはとても良いのですがね・・・(T_T)
仕上がり良くてももしかしたらお客様の地肌にもあまり宜しくないのでは・・・という懸念がいつもよぎります。
これが大半の美容室で使われてる現状です。
2日後シスナーゼは酵母が入ってるので白いカビが生えてきました。
茎は案外しっかりしてましたが、かびのせいか、枯れてきました。
シスナーゼも安全性の高い薬液ですから、今現在メインで使っている(プリンセスカール)の前は主流で使ってました。
こちらも手荒れしずらいですが、薬液そのものよりもアルカリ度が高い為に、手荒れを起こす時があるようです。手荒れした傷にもしみます。
アルカリ度が高い事で油断すると毛先が早く入りすぎてしまう時があるのと、カラーの後に施術すると退色が進みますので向かないです。
バージン毛・ヘナ染め・ホームケア―のマニキュアやられている方には単品ではかかりずらいのがマイナス面でした。
シスナーゼ付け巻後アフターでチオで塗布して短時間処理すれば仕上げも良いとは思いますが
従来の薬液は基本的に短時間で処理する為の計算が勝負ですよね
オーバータイムは毛にも地肌にも悪い。効率も。
ただしシスナーゼの良いところは波状毛や縮毛で乾燥毛の方には、髪と同じ成分が入りこむのでシスナーゼでトリートメントしてみると良い気がします。(毛先が傷んでる場合は毛先のみ従来のトリートメント塗布)髪も落ち着きますし。
また純シスでも結果は同じでしょうけど、シスナーゼはかかればシスに無い持ちの良さがあります。
(今回の薬液実験では純シスは含まれてません。在現在Moderateで扱ってなかった為)
昨年はソイビーンズパウダー(増粘剤)入れて塗布後施術し、アフターで原液塗布してみました。
生え際や根元の癖など非常に良い働きしてくれました。
シスナーゼも愛する商材の一つにはかわりません。
しかしプリンセスカールは今のところ別格です。チオ混ではないのにバージン毛でもしっかりかかります。Moderateにとって(従来のシステアミンやチオ使えばかかりますが)エベレスト級の髪質も今のところ制覇!
ただ一人だけ、ご自身でちょいちょいヘナ染めしてる方で細い髪の方だけは10cmある髪を9号11号?(細い黄色のロット)で巻いても4号か5号レベルのウエーブしかでませんでした。
10日前に一度かけたのですが緩かったので年明けお願いして来店いただいたのにも関わらず・・・
これで駄目なら次回は以前施術していたシステアミン系でかけるお約束してます。
しかしブラシ通してない状態で洗いっぱなしならボリュームはでてるので何か薬の持ってる力がまだまだ気になります。
下の画像でわかるようにプリンセスは枯れてません。
花目あるのですが咲くかも?
チオはさすがに2日目だと枯れ枯れですね
仕事の話はあまりブログで公表しないのですが、このプリンセスカールの作り手は自然環境の水を汚さないためにパーマ液を開発したそうです。基本は浄水システムの会社です。
なのであまり知れてないのが残念でした。
業界間の微妙な温度差か何かあるのですかね?
それにはじめホームページ見た時「怪しい会社???」と思ったくらいです。(笑)
なので取り寄せて使うまでに一年近くたってしまいました。
思いつきで頼んでみて良かったです。
この企業だけでなく、本来一番考えてほしい多くの美容業界の大手さんが、利便性や利益重視ではない、100年先の環境を考えた薬液作りを真剣に考えてもらいたいものです。
まぁ、一番はパーマもカラーもやらない!ってのが一番かもしれませんがね~
美容師長く携わってて年々経験していくうちに、安全なおしゃれの追求が私のお役目!っと最近生きがい感じております。
ぼちぼちお客様が!ではでは